サークルの仲間と大容量の動画ファイルを共有したい。
でも、LINEだと画質が落ちるし、Googleドライブはすぐに容量がいっぱいになってしまう。
そんな悩みを抱えていませんか?
無料で手軽に、しかも大容量のファイルを送れると話題の「Gofile」は、まさにそんな時の救世主に見えます。
しかし、ネットで検索すると「Gofileは危険?」といった声も見つかり、使うのをためらってしまう方も多いのではないでしょうか。
【結論】 Gofileは、いくつかの簡単なルールを守れば、スマホだけで安全かつ無料で大容量ファイルを共有できる非常に便利なツールです。
この記事では、Gofileの安全性に関するあなたの不安を解消し、誰でも迷わず使えるように、実際の画面を想定した具体的な手順からトラブル解決法までを分かりやすく「処方」します。
- Gofileの安全性と、ウイルス感染などを避けるための3つの鉄則
- アプリ不要!スマホのブラウザだけで完結するアップロード・共有・ダウンロードの全手順
- 「ファイルが開けない…」といった、よくあるトラブルの原因と解決策
そもそもGofileって何?サクッとわかる基本の「き」
このセクションでは、まず「Gofileって、一体どんなサービスなの?」という基本的な疑問にお答えします。
サービスの全体像を3分で理解できるよう、難しい話は抜きにして、Gofileのメリットや知っておくべき注意点を中心に解説していきますね。
Gofileとは?登録不要・無料で使えるファイル共有サービス
Gofileは、フランスに拠点を置く企業が運営する、登録不要・無料で利用できるオンラインストレージ(ファイル共有)サービスです。
最大の特徴は、アカウントを作成しなくても、ブラウザから直接ファイルをアップロードし、生成された共有リンクを相手に送るだけで、簡単に大容量のデータをやり取りできる手軽さにあります。
なぜこれだけのサービスが無料で利用できるのか、少し不思議に思いますよね。
Gofileは、サイト上に表示される広告からの収益によって運営されています。
そのため、私たちは無料でサービスを利用できるという仕組みです。
一部、広告を非表示にしたり、より高度な機能を使えたりする有料プランも存在しますが、個人が友人同士でファイルを共有するような使い方であれば、無料プランで全く問題ありません。
大学生に嬉しい!Gofileの3つのメリット
Gofileが特に大学生のあなたにおすすめな理由は、数多くのメリットがあるからです。
ここでは、特に注目すべき3つのポイントをご紹介します。
- 容量・速度: なんといっても最大の魅力は、無料で扱えるファイル容量の大きさです。公式には「無制限」とされていますが、実際には一度に100GBを超えるような、サークルで撮影した高画質の長編動画ファイルなども問題なくアップロードできます。また、アップロードやダウンロードの速度も比較的速く、ストレスを感じにくいのも嬉しいポイントです。
- 手軽さ: Gofileを利用するのに、専用アプリのインストールや面倒な会員登録は一切不要です。スマホやパソコンのブラウザから公式サイトにアクセスするだけで、誰でもすぐに使い始められます。ファイルを送りたい相手にも、特別な準備をしてもらう必要がないため、ITリテラシーに関わらず気軽に共有できるのが強みです。
- 多機能: Gofileは単にファイルを共有するだけではありません。例えば、アップロードした動画や音声を、相手がダウンロードする前にブラウザ上でプレビュー再生する機能があります。また、共有リンクだけでなく、スマホのカメラで読み取れるQRコードを生成する機能もあり、対面でリンクを教える際に非常に便利です。
知っておくべき2つのデメリット(注意点)
非常に便利なGofileですが、利用する前に知っておくべき注意点も存在します。
安全に使うためにも、以下の2点は必ず頭に入れておいてください。
- 保存期間: Gofileにアップロードされたファイルは、永続的に保存されるわけではありません。明確な保存期間は定められていませんが、そのファイルへのアクセスが長期間ないと、自動的にサーバーから削除されてしまいます。大切なファイルのバックアップ場所として使うのではなく、あくまで「一時的なデータの受け渡し場所」として利用するようにしましょう。
- 安全性: Gofileは誰でも手軽に使える反面、使い方を間違えるとセキュリティ上のリスクが伴います。共有リンクを知っていれば誰でもファイルにアクセスできてしまうため、個人情報やプライベートな写真・動画など、絶対に外部に漏れてはいけないファイルの共有には細心の注意が必要です。この点については、次のセクションで詳しく解説します。
【最重要】Gofileの安全性は?危険性を避けるための安全利用の処方箋
このセクションでは、あなたが最も気になっているであろう「Gofileの安全性」について、徹底的に解説していきます。
「ウイルスに感染しない?」「個人情報が漏れたりしない?」といった不安を解消し、安心してサービスを利用するための具体的な方法を「処方箋」としてお伝えします。
技術的な難しい話ではなく、「何をすれば安全なのか」という具体的な行動指針が中心ですので、ぜひ最後まで読んでみてください。
結論:Gofile自体は安全。でも「使い方」次第で危険になる
まず結論からお伝えします。
Gofileというサービス自体は、通信がSSL/TLSという技術で暗号化されており、基本的なセキュリティ対策が施されているため、ただ利用すること自体が危険なわけではありません。
問題は、サービスそのものではなく、そこで共有される「ファイル」と、共有リンクの「扱い方」にあります。
これはGofileに限らず、あらゆるファイル共有サービスに共通して言えることです。
便利なツールも、使い方を誤れば思わぬトラブルに繋がる可能性があるのです。
Gofileに潜む3つの具体的なリスク
では、具体的にどのような危険性が潜んでいるのでしょうか。
主に考えられる3つのリスクを理解しておきましょう。
- ウイルス・マルウェア感染のリスク
悪意のある第三者が、ウイルスを仕込んだファイルをGofileにアップロードし、無関係な人を装ってSNSなどで共有リンクを拡散することがあります。もし、そのリンクを安易にクリックしてファイルを開いてしまうと、あなたのスマホやPCがウイルスに感染してしまう危険性があります。 - 著作権法違反(違法アップロード)に関わるリスク
市販の映画や音楽、漫画などを無断でGofileにアップロードし、そのリンクを不特定多数に共有する行為は、著作権法に違反する犯罪です。また、違法にアップロードされたと知りながら、それをダウンロードする行為も同様に違法となります。絶対にやめましょう。 - 個人情報やプライベートな写真・動画の流出リスク
Gofileの共有リンクには、基本的に誰でもアクセスできます。もし、パスワードを設定せずに友人とのプライベートな写真や、個人情報が含まれるファイルを共有した場合、そのリンクが何らかの形で第三者に渡ってしまうと、情報が完全に流出してしまいます。一度ネット上に流出した情報を完全に削除するのは、非常に困難です。
安全に使うための3つの鉄則【管理人からの処方箋】
上記のようなリスクを避けるために、私から「安全利用のための3つの鉄則」を処方します。
これさえ守れば、Gofileを安全かつ便利に活用できますので、必ず実践してください。
- 鉄則1:知らない人からのファイルは絶対に開かない
SNSや掲示板などで見かける、誰がアップロードしたかわからないGofileのリンクは、絶対にクリックしないようにしましょう。たとえ興味を引くようなタイトルが付けられていても、その先にはウイルスが仕込まれている可能性があります。ファイルは、必ず信頼できる知人や友人から直接教えられたリンクのみを開くようにしてください。 - 鉄則2:共有リンクに必ずパスワードを設定する
これが最も重要な対策です。あなたがファイルを誰かに共有する際は、必ず共有リンクにパスワードを設定しましょう。パスワードを設定しておけば、万が一リンクが第三者に知られてしまっても、中身を見られることはありません。Gofileのリンクとパスワードは、LINEやメールなど、別々の手段で相手に伝えると、より安全性が高まります。 - 鉄則3:共有する前にウイルスチェックを必ず行う
念のため、あなたがファイルをアップロードする前と、友人から受け取ったファイルをダウンロードした後に、お使いのセキュリティソフトでウイルスチェックを行うことを習慣づけましょう。最近のスマホやPCには標準でセキュリティ機能が備わっていますが、市販のセキュリティアプリを導入しておくと、さらに安心です。
私がファイル共有で「ヒヤリ」とした話と対策
実は以前、私が地域のイベントで撮影した大量の写真(約8GBでした)を参加者の皆さんに共有した際、Gofileを利用したことがあります。
その時、急いでいたこともあり、うっかりパスワードを設定せずに共有リンクを作成し、参加者のグループLINEに投稿してしまいました。
投稿した直後に、「このリンク、もし他のグループに誤爆していたら…」「参加者以外の人に見られたらどうしよう…」と、急に不安になり、ヒヤリとした経験があります。
幸い、すぐにリンクを削除してパスワード付きで再作成し、事なきを得ましたが、この経験からパスワード設定の重要性を痛感しました。
たった一手間を惜しむだけで、大きなリスクに繋がりかねません。
あなたもファイルを共有する際は、私の失敗談を思い出して、必ずパスワードを設定するようにしてくださいね。
スマホだけで完結!Gofileの使い方3ステップ
お待たせしました。
ここからは、いよいよGofileの具体的な使い方を解説していきます。
ペルソナのゴールである「スマホでのファイル共有」を達成するため、実際のスマホ画面を想定しながら、誰でも迷わず操作できるように3つのステップに分けて説明します。
アプリのインストールは不要です。
今お使いのスマホのブラウザだけで、全て完結しますよ。
Step1. ファイルをアップロードする方法
まずは、共有したいファイルをご自身のスマホからGofileにアップロードする手順です。
- Gofile公式サイトへアクセス
お使いのスマホのブラウザ(SafariやChromeなど)で、「Gofile」と検索し、公式サイトにアクセスします。おそらく検索結果の一番上に表示されるはずです。 - 「Upload Files」ボタンをタップ
サイトを開くと、少し下にスクロールしたところに緑色の大きな「Upload Files」というボタンがありますので、これをタップします。実は私も初めて使った時、英語のサイトで少し戸惑ったのですが、基本的にはこのボタンさえ覚えておけば大丈夫です。 - ファイルを選択する
ボタンをタップすると、「写真ライブラリ」「ファイルを選択」といったメニューが表示されます。スマホ内にある写真や動画なら「写真ライブラリ」、その他の書類ファイルなどであれば「ファイルを選択」を選び、アップロードしたいファイルをタップしてください。複数選択も可能です。 - アップロード完了を待つ
ファイルを選択すると、自動的にアップロードが開始されます。画面に進捗状況がパーセントで表示されるので、これが100%になるまでしばらく待ちましょう。動画ファイルなど容量が大きい場合は、Wi-Fi環境で行うことをおすすめします。
アップロードが完了すると、自動的に共有用のページに切り替わります。
これで最初のステップは完了です。
Step2. 友達に共有リンクを送る方法
ファイルが正常にアップロードできたら、次はそれを友達に共有するためのリンクを取得します。
パスワードの設定もこのステップで行いますので、忘れないようにしましょう。
- 共有リンクをコピーする
アップロード完了後の画面に、「Sharing Link」という項目があります。これが共有用のURLです。その隣にあるコピーアイコンをタップするだけで、リンクをクリップボードにコピーできます。 - 【推奨】パスワードを設定する
リンクの下に、鍵のマークのアイコンがあります。ここをタップすると、パスワード設定用の入力欄が表示されます。ここに任意のパスワードを入力し、「Set password」ボタンをタップしてください。これで、このリンクはパスワードを知らないと開けなくなりました。この一手間が、あなたのデータを守ります。 - QRコードで共有する
もし友達が目の前にいる場合は、「Show QR Code」をタップすると、共有用のQRコードが表示されます。相手のスマホカメラでこれを読み取ってもらうだけで、簡単にリンクを教えることができて非常に便利です。
コピーしたリンクと設定したパスワードを、LINEやメールなどで友達に送ってあげましょう。
Step3. 共有されたファイルをダウンロードする方法
最後に、あなたが友達からGofileの共有リンクを受け取った側の手順です。
ダウンロードも非常に簡単です。
- 共有リンクを開く
友達から送られてきた共有リンクをタップして、ブラウザで開きます。 - パスワードを入力する
パスワードが設定されている場合、「This content is password protected.」と表示されます。入力欄に、一緒に教えられたパスワードを入力し、「Submit」ボタンをタップしてください。 - ファイルをプレビュー&ダウンロード
パスワードが認証されると、アップロードされているファイルの一覧が表示されます。動画や画像であれば、ダウンロードする前にその場で再生して中身を確認することも可能です。ファイルを個別にダウンロードしたい場合は、各ファイル名の右側にある下矢印のダウンロードボタンをタップします。全てまとめてダウンロードしたい場合は、画面上部にある「Download」ボタンをタップすると、Zip形式で一括ダウンロードできます。
もしZipファイルでダウンロードした場合、iPhoneなら「ファイル」アプリ、Androidならファイル管理系のアプリでZipファイルをタップすれば、中身を展開(解凍)できます。
もっと便利に!知っておくと得するGofileのTIPS
基本的な使い方はマスターできましたね。
このセクションでは、Gofileをさらに便利に使いこなすための、ちょっとした応用テクニックや豆知識をご紹介します。
必須ではありませんが、知っておくと様々な場面で役立ちますよ。
ペルソナの期待値は中程度なので、各機能の概要が分かるレベルで簡潔に解説します。
アカウント登録するメリットは?(ファイル管理が楽になる)
Gofileは登録不要で使えるのが魅力ですが、実は無料のアカウント登録も可能です。
アカウントを作成する最大のメリットは、過去に自分がアップロードしたファイルを一覧で管理できるようになることです。
登録なしの場合、アップロード後にブラウザを閉じてしまうと、その共有ページに戻るのが難しくなります。
しかし、アカウントにログインした状態でアップロードすれば、後からでもファイルの共有リンクを確認したり、不要になったファイルを自分で削除したりできるようになります。
頻繁にGofileを利用する方は、アカウントを作成しておくとファイル管理が格段に楽になりますよ。
ファイルにコメントや説明を追加する方法
ファイルをアップロードした後、共有ページでファイル名の横にある編集アイコン(鉛筆マーク)をタップすると、そのファイルに説明文を追加できます。
例えば、サークルの複数の動画ファイルを共有する際に、「〇〇のシーン(NG集)」「△△場面の別アングル」といった説明を付けておけば、受け取った相手がどのファイルか一目で分かります。
ちょっとした気遣いですが、相手にとっては非常に親切な機能なので、ぜひ活用してみてください。
ギガファイル便との違いは?使い分けのポイント
日本で有名なファイル共有サービスに「ギガファイル便」があります。
どちらも無料で大容量ファイルを扱える点は同じですが、いくつか違いがあります。
どちらが良い・悪いということではなく、特徴を理解して使い分けるのが賢い方法です。
| 比較項目 | Gofile | ギガファイル便 |
|---|---|---|
| 最大容量 | 無制限(実質) | 1ファイル300GBまで |
| 保存期間 | アクセスがないと削除 | 7日〜100日で選択可能 |
| サーバー | フランス | 日本 |
| 特徴 | プレビュー再生、QRコード | ファイルのダウンロード通知 |
| 使い分け | 手軽さと機能性を重視する場合 | 明確な保存期間を設定したい場合 |
動画をプレビューで確認してもらいたい時や、手軽さを重視するならGofile、ビジネス用途などで「〇日間だけ」と保存期間をきっちり管理したい場合はギгаファイル便、といった使い分けがおすすめです。
【困ったときの処方箋】よくあるトラブルと解決策
「リンクが開けない」「ダウンロードが始まらない」など、Gofileを使っていると、時には予期せぬトラブルに遭遇することもあります。
このセクションでは、そんな「困った!」を解決するための処方箋として、よくあるトラブルの原因と具体的な解決策をQ&A形式で解説していきます。
慌てずに、まずはここを確認してみてください。
共有リンクが開けない・表示されないのはなぜ?
友達に送ったリンクが「開けない」と言われた場合、以下の原因が考えられます。
- リンクが間違っている、または不完全
LINEなどでリンクを送る際に、URLの末尾が切れてしまったり、前後に余計な文字が入ってしまったりすることがあります。もう一度、共有ページからリンクを正確にコピーし、送り直してみてください。 - ファイルが既に削除されている
前述の通り、Gofileのファイルは長期間アクセスがないと自動で削除されます。もし古いリンクであれば、ファイルが既に存在しない可能性があります。その場合は、お手数ですが再度アップロードし直す必要があります。 - ブラウザの拡張機能や広告ブロックが干渉している
相手の使っているブラウザに、広告をブロックする拡張機能などが入っていると、Gofileのページが正常に表示されないことがあります。一度、拡張機能をオフにしてもらうか、別のブラウザ(ChromeやSafariなど)で開いてもらうようお願いしてみてください。
ダウンロードが始まらない・失敗するのはなぜ?
ダウンロードボタンをタップしても反応がない、または途中で止まってしまう場合は、以下を確認してみましょう。
- スマホのストレージ容量不足
特にサイズの大きい動画ファイルをダウンロードする場合、スマホ本体の空き容量が不足している可能性があります。不要な写真やアプリを削除して、十分な空き容量を確保してから、再度試してみてください。 - ネットワーク接続が不安定
モバイルデータ通信や、電波の弱いWi-Fi環境では、大容量ファイルのダウンロードが失敗しやすくなります。なるべく安定したWi-Fi環境に接続して、ダウンロードを行うようにしましょう。 - Gofileサーバー側の問題の可能性
まれに、Gofileのサーバー自体が混み合っていたり、一時的な不具合を起こしていたりするケースもあります。時間を置いてから再度アクセスしてみると、問題なくダウンロードできることもあります。
「This file is unavailable」と表示されたら?
この英語メッセージが表示された場合、それは「このファイルは現在利用できません」という意味です。
これは、アップロードしたユーザーによってファイルが削除されたか、もしくは長期間アクセスがなかったためにGofileのシステムによって自動的に削除されたことを示しています。
残念ながら、この状態になってしまうとファイルを復元する方法はありません。
ファイルをアップロードした本人に連絡を取り、もう一度アップロードしてもらうようお願いする必要があります。
Gofileに関するQ&A
最後に、本文では触れきれなかった細かい疑問や、ネットでよく見かける質問について、Q&A形式で簡潔にお答えしていきます。
VPNを使うと安全性は高まる?
VPN(Virtual Private Network)は、通信を暗号化し、あなたのIPアドレスを隠すことができる技術です。
VPNを利用してGofileにアクセスすることで、あなたのプライバシー保護レベルは向上しますが、ファイル自体の安全性(ウイルスなど)が高まるわけではありません。
安全対策の基本である「知らないファイルは開かない」「パスワードを設定する」といった鉄則を守ることのほうが、より重要です。
X(旧Twitter)でGofileのリンクを見かけるけど、開いても大丈夫?
見知らぬアカウントが投稿しているGofileのリンクは、開かないのが賢明です。
前述の通り、ウイルスが仕込まれたファイルを拡散する目的で、興味を引くような文言と共にリンクが投稿されているケースが少なくありません。
安全が確認できないリンクは、好奇心でクリックしないようにしましょう。
Yahoo!知恵袋で「危険」という書き込みを見たけど…
Yahoo!知恵袋などで見られる「Gofileは危険」という意見の多くは、Gofileというサービス自体ではなく、そこで違法にアップロードされたファイルを受け取ってしまった、あるいはウイルスに感染したといった、ユーザーの「使い方」に起因するトラブルに関するものです。
この記事で解説した安全利用の鉄則を守っていれば、そうした危険に巻き込まれる可能性は大幅に減らすことができます。
保存期間は具体的にどのくらい?
Gofileの公式サイトでは、具体的な保存期間は明記されていません。
「非アクティブなファイル(長期間ダウンロードされていないファイル)は削除される」とだけ記載されています。
経験則的には、少なくとも数週間から1ヶ月程度は保持されることが多いようですが、保証はありません。
やはり、長期保存を目的とせず、一時的なファイル共有のためのツールとして割り切って使うのが良いでしょう。
アップロードしたファイルを削除したいときはどうする?
無料のアカウントに登録し、ログインした状態でアップロードしたファイルは、後から管理画面で個別に削除することが可能です。
アカウント登録なしでアップロードした場合は、自分自身で能動的にファイルを削除する機能はありません。
その場合は、ファイルへのアクセスがなくなるのを待ち、システムによって自動的に削除されるのを待つことになります。
もし機密性の高いファイルを誤ってアップロードしてしまった場合は、その共有リンクと管理用コード(アップロード後に表示されます)を控えておき、Gofileのサポートに連絡することで削除を依頼できる可能性があります。
まとめ:Gofileを安全に使いこなすための最終チェックリスト
今回は、無料ファイル共有サービス「Gofile」の安全な使い方について、具体的な手順やトラブル解決法を処方箋としてお届けしました。
最後に、Gofileを安全に使いこなすための要点をチェックリストにまとめました。
ファイルを共有する前に、このリストを確認する習慣をつけてみてください。
| Gofile安全利用 最終チェックリスト |
|---|
| [ ] 知らない人から送られてきたGofileリンクは開かないようにしていますか? |
| [ ] 友達にファイルを共有するとき、必ずパスワードを設定しましたか? |
| [ ] 個人情報や絶対に漏れてはいけない機密ファイルは共有していませんか? |
| [ ] 共有相手に、ダウンロードが終わったらリンクを削除するよう伝えましたか? |
| [ ] あなたのスマホやPCのウイルス対策ソフトは最新の状態ですか? |
Gofileは、いくつかのルールを守るだけで、あなたのデジタルライフを非常に豊かにしてくれる便利なツールです。
この記事が、あなたのGofileに対する不安を取り除き、安心して活用するための一助となれば幸いです。
Gofile公式サイト
