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auスマートパスプレミアム解約ガイド|損しないタイミング・デメリット・簡単な手順を全解説

auスマートパスプレミアム解約ガイド|損しないタイミング・デメリット・簡単な手順を全解説
auスマートパスプレミアム解約ガイド|損しないタイミング・デメリット・簡単な手順を全解説
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「暮らしの処方箋」管理人です。 サブスクリプションサービスは、私たちの生活を豊かにしてくれますが、利用頻度が下がってくると、月額料金が「なんとなく」引き落とされ続ける固定費となり、負担に感じてしまうこともあります。

結論から言うと、auスマートパスプレミアム(月額548円)の解約は「月末」がベストタイミングです なぜなら、料金は日割り計算されないためです。

この記事は、auスマートパスプレミアムの利用頻度が下がり、解約を検討している方(特に、無料期間で入会したけれど、このまま有料会員になるか迷っている方)に向けて執筆しました。

私自身、Webカルチャー解説者として多くのサブスクを試し、またライフケア(暮らしの最適化)の一環として毎月サブスクの棚卸しをしています。 その経験から、auスマートパスプレミアムの解約は「分かりにくい」「デメリットが不安」と感じる方が非常に多いことを知っています。

この記事では、月額548円の固定費を見直したいあなたが、損をせず、迷うことなくスムーズに手続きを完了できるよう、以下の3点を中心に、実際の利用者目線で分かりやすく解説します。

  • 損しない最適な解約タイミング(月末・日割りなし)
  • 解約前に確認すべき全デメリット(クーポン、特典、補償など)
  • My auアプリ/Webでの簡単な解約手順(全ステップ解説)

目次

結論:auスマートパスプレミアム解約の最適タイミングは「月末」

auスマートパスプレミアムの解約を考え始めたとき、多くの方が最初に悩むのが「いつ解約するのが一番損をしないのか?」という点です。 このセクションでは、なぜ「月末」が最適なのか、その理由と具体的な日付の考え方について、論理的に解説します。


ベストタイミングは「当月最終日」

auスマートパスプレミアムの解約手続きを行う最適なタイミングは、解約を決めた月の「最終日」です。 例えば、11月中に解約しようと決めた場合、11月30日の手続きが最も合理的と言えます。

なぜなら、auスマートパスプレミアムのサービスは、解約手続きを完了した時点、または当日の23時59分まで利用可能なケースが多いからです(※auのシステム仕様によりますが、原則として解約手続きが完了すると利用できなくなると考えるのが安全です)。 しかし、料金は月末まで発生します。 そのため、月末ギリギリまで特典を享受し、当月の最終日に解約手続きを行うのが、支払った料金に対して最も無駄のない利用方法となります。

私自身、以前エンタメ(映画)目的でauスマートパスプレミアムを契約していましたが、多忙で利用頻度が下がり、無料期間終了間際に解約タイミングを徹底的に調べた経験があります。 その時の知見から、通常の有料会員の場合、月末ギリギリまで特典(例えば「auマンデイ」の割引やクーポン)を使い切ってから解約するのが、最も「ライフケア=暮らしの最適化」の観点で合理的であると結論づけました。

ただし、「最終日に手続きしようと思っていたら忘れてしまった」という事態が一番の損失につながります。 特に月末が多忙な方は、「今週末(例:28日頃)に手続きする」と決めておき、数日分の利用権を放棄してでも、確実に月内に手続きを完了させることを優先するのも賢明な判断です。


なぜ月末? auの料金体系(日割り計算の有無)

月末が最適な理由は、auスマートパスプレミアムの料金体系にあります。 このサービスの月額料金548円(税込)は、解約月において日割り計算が適用されません

  • 日割り計算が「ない」とは?
    • これは、月の初日(1日)に解約手続きをしても、月の途中(15日)に解約しても、月の最終日(30日や31日)に解約しても、その月に請求される料金は一律で満額の548円であることを意味します。
  • 具体例
    • 11月1日に解約した場合: 11月分の料金548円が満額請求されます。(1日しか利用していないにも関わらず)
    • 11月30日に解約した場合: 11月分の料金548円が満額請求されます。(月末まで利用した場合)

つまり、いつ解約しても支払う金額は同じなのです。 であれば、サービスを利用できる権利を月末まで保持し、最終日に解約するのが最も合理的、というのが「月末解約」をおすすめする最大の根拠です。 この「日割り計算がない」というルールは、多くのサブスクリプションサービスで採用されており、auスマートパスプレミアムも例外ではありません。 この点をしっかり理解しておくことが、固定費見直しの第一歩となります。


無料お試し期間中の解約タイミング

ここまでは有料会員の解約タイミングについて解説しましたが、現在「無料お試し期間中」の方は、少し事情が異なります。 無料お試し期間中に解約する場合の最適なタイミングと注意点を解説します。

  • 料金は一切かからない
    • 無料期間中に解約手続きを完了させれば、月額料金548円は一切かかりません
    • これはauスマートパスプレミアム側が提供している「お試し」の権利ですので、安心して手続きしてください。
  • 最適なタイミングは「無料期間終了日の前日」
    • 無料期間中も、有料会員と同様の全ての特典(クーポンや映画割引など)が利用可能です。
    • したがって、無料期間が終了するギリギリまで特典を享受し、「無料期間終了日の前日」までに解約手続きを行うのが最もお得です。
    • なぜ「当日」ではなく「前日」を推奨するかというと、手続きのシステムトラブルや、終了時刻の認識違い(例:「終了日」が「終了日の23時59分まで」とは限らないケース)を防ぐためです。
  • 最重要:無料期間の終了日を必ず確認する
    • 「無料期間がいつまでか忘れてしまった」という方は、必ず「My au」のWebサイトまたはアプリでご自身の終了日を確認してください。
    • この確認を怠り、終了日を1日でも過ぎてしまうと、自動的に有料会員へと移行し、翌月分の料金(548円)が発生してしまいます。

無料期間での解約は、金銭的な損失を防ぐための「期限との戦い」です。 ご自身の終了日を今すぐ確認し、カレンダーやリマインダーに登録しておくことを強くお勧めします。


なぜ?解約月の料金体系(日割り計算なし)と無料期間の注意点

前のセクションで、「解約は月末」「無料期間は期限内に」と結論づけましたが、この背景にある料金体系のルールは、サブスクリプションサービスを賢く利用する上で非常に重要です。 ここでは、特に「日割り計算なし」の影響と「無料期間の落とし穴」について、さらに深掘りして解説します。 この仕組みを理解することで、なぜ月末解約が合理的であるかを完全に納得できるはずです。


月初(1日)に解約しても満額請求

auスマートパスプレミアムの料金体系における最大のポイントは、解約月の日割り計算がないことです。

例えば、ある月の1日、つまり月初に「今月はもう使わないな」と判断し、すぐに解約手続きを完了させたとします。 利用者は「1日しか使っていないのだから、料金は1日分か(548円 ÷ 30日)のはず」と考えてしまうかもしれません。

しかし、auの課金システムはそうはなりません。 11月1日に解約しても、11月15日に解約しても、11月30日に解約しても、11月分の利用料金として548円(税込)が満額で請求されます

このルールを知らないと、「月初に解約したのに満額請求された!おかしい!」と不満を感じてしまうことになります。 ですが、これはauの利用規約に基づいた正規の請求です。

だからこそ、ライフケア・ストラテジスト(暮らしの最適化戦略家)の視点からは、「どうせ満額支払うのであれば、利用する権利も月末まで保持すべき」と強く推奨します。 月末までクーポンや特典を利用する可能性を残しておき、月末最終日に手続きを行う。 これが、支払う料金に対して、受け取るサービスの価値を最大化する合理的な行動となります。 月初に解約することは、利用者側が一方的に損をする選択(支払いは満額、サービス利用は1日のみ)であることを理解してください。


無料期間終了日を1日でも過ぎると自動で有料会員に

無料お試し期間は、利用者にとっては非常に魅力的な制度ですが、同時にサブスクリプションサービス提供側にとっては「有料会員への入り口」として設計されています。 auスマートパスプレミアムも例外ではなく、無料期間終了日を1秒でも過ぎると、自動的に有料会員契約へ移行し、課金が開始されます

ここで最も注意すべき点が、「お試し」で入会した方、つまり「鈴木氏」(ペルソナ)のような方が陥りやすい「解約忘れ」です。

  • 自動更新の仕組み
    • 無料期間の申し込み時に、多くの場合、支払い情報(クレジットカードやキャリア決済)を登録します。
    • 利用規約には「無料期間終了後は、解約の申し出がない限り自動的に有料プランに移行する」旨が記載されています。
    • 利用者は、無料期間が終了する「前に」、自ら「解約する」という意思表示(=解約手続き)を行う必要があります。
  • 終了日の確認が必須
    • この「無料期間終了日」は、利用者本人が「My au」で確認し、管理するしかありません。
    • 「〇月〇日 23時59分」までなのか、「〇月〇日 0時0分」になのか、終了のタイミングは正確に把握しておく必要があります。

「My au」での確認手順(概要)

  1. 「My au」アプリまたはWebサイトにログインします。
  2. 「ご契約情報」または「ご利用中のサービス」といったメニューに進みます。
  3. 「auスマートパスプレミアム」の項目を探します。
  4. 契約詳細ページに「無料期間終了日:202X年XX月XX日」といった記載があります。

私自身、多くのサブスクを試す中で、この「無料期間終了日」をスマートフォンのカレンダーに登録し、2日前にリマインダーが鳴るように設定しています。 「あとでやろう」は、ほぼ確実に忘れます。 この記事を読んでいる今、すぐに「My au」でご自身の終了日を確認し、対策を講じることを強く推奨します。 たった548円ですが、意図しない支出は暮らしの満足度を確実に下げる要因となります。


解約前に!確認必須の全デメリット【クーポン・ポイント編】

auスマートパスプレミアムの解約を踏みとどまる理由として、最も大きいのが「失う特典(デメリット)」への不安です。 特に、ペルソナ(鈴木氏)が関心を持つ「節約」や「ポイ活」に直結するクーポンやポイント関連の特典は、解約前にご自身がどれだけ利用していたかを冷静に判断する必要があります。 このセクションでは、主に「au PAY」に関連する経済的なデメリットを網羅的にリストアップし、解説します。


au PAY関連の特典失効

auスマートパスプレミアムは、「au PAY」と連携することで真価を発揮する特典を多く提供しています。 解約すると、これらの特典がすべて利用できなくなります。

  • au PAY クーポン(auスマパスプレミアム会員限定)
    • ローソンで使える割引クーポンや、様々な加盟店で利用できる会員限定クーポンが定期的に配布されます。
    • 解約するとどうなる?: これらの会員限定クーポンは、解約と同時に取得・利用ができなくなります。すでに取得済みのクーポンも失効する可能性が高いです。
    • チェックポイント: ご自身が過去3ヶ月で、この限定クーポンを何回利用したか思い出してください。もし月1回以上コンスタントに利用し、合計で548円以上の割引を受けている(あるいはそれに近い価値を感じている)なら、解約は慎重になるべきです。
  • au PAY マーケットでの特典
    • au PAY マーケットは、auが運営する総合ショッピングモールです。
    • 解約するとどうなる?:
      1. 送料無料特典: auスマートパスプレミアム会員は、特定の(「スマプレ送料無料」対象)商品が送料無料になります。解約すると、この特典がなくなり、送料が発生するようになります。
      2. Pontaポイント増量: 会員限定でPontaポイントの還元率がアップするキャンペーンなどがあります。これが対象外となります。
    • チェックポイント: au PAY マーケットを日常的に利用している方、特に送料無料目当てで利用していた方は、解約による実質的な支出増(送料負担)を考慮する必要があります。

これらの特典は、au経済圏(auのサービス群)をどれだけ活用しているかによって、その価値が大きく変わります。 全く使っていないのであれば、解約のデメリットにはなりません。


三太郎の日(3, 13, 23日)の特典

毎月「3」のつく日(3日、13日、23日)は「三太郎の日」として、auスマートパスプレミアム会員向けに特別な特典が提供されます。

  • 特典の具体例
    • au PAYでの決済時Pontaポイント還元率アップ
    • 特定の加盟店で使える限定クーポン(例:ミスタードーナツ、マクドナルドなど過去実績あり)
    • au PAY マーケットでの抽選会やポイント増額
    • (※特典内容は月によって変動します)
  • 解約するとどうなる?
    • 当然ながら、解約後は三太郎の日の全ての特典対象外となります。

[体験談: 暮らしの処方箋より] 「暮らしの処方箋」として毎月のサブスクを棚卸しする中で、このau PAY関連特典や三太郎の日は、解約判断の大きな分かれ目になると分析しています。 私の分析では、「au PAYをメインの決済手段としており、かつ三太郎の日を意識して月1回以上利用し、限定クーポンも月1〜2回利用する」という方であれば、月額548円の元は十分に取れている可能性が高いです。 逆に、「au PAYは使っているが、特典は特に意識していない」「三太郎の日は忘れている」という方にとっては、宝の持ち腐れになっている可能性があり、解約しても金銭的なデメリットはほぼ無いと言えます。

ご自身の利用状況を振り返り、これらのポイント特典が548円の価値に見合っているかを冷静に判断してみてください。

解約で失うクーポン・ポイント特典一覧

スクロールできます
カテゴリ失う主な特典(デメリット)影響を受ける人
au PAYauスマートパスプレミアム会員限定クーポンの失効日常的にau PAYでクーポンを利用する人
au PAY マーケット送料無料特典の対象外au PAY マーケットで頻繁に買い物をする人
au PAY マーケットPontaポイントの会員限定増量特典の失効au PAY マーケットでポイ活をする人
三太郎の日毎月3, 13, 23日の各種特典(ポイント増量・クーポン)の対象外三太郎の日を意識して買い物をする人
Pontaポイントau PAY利用時の還元率アップ特典(あれば)の失効au PAYをメイン決済にしている人

解約前に!確認必須の全デメリット【エンタメ・補償サービス編】

auスマートパスプレミアムの特典は、クーポンやポイントだけではありません。 ペルソナ(鈴木氏)の興味関心である「映画鑑賞」や、スマートフォンの万が一に備える「データ・補償」関連のサービスも含まれています。 これらの特典を使っていないか、解約しても本当に問題ないか、このセクションで最終確認をしてください。 特に補償サービスは、解約後に「やっぱり必要だった」と後悔しても遅い場合があります。


エンタメ系特典の利用停止

auスマートパスプレミアムは、エンターテイメント系の特典が非常に充実しています。 私自身、これら(特に映画割引)が目的で入会した経験があります。

  • auマンデイ(映画鑑賞料金の割引)
    • TOHOシネマズなどの対象映画館で、毎週月曜日の鑑賞料金が割引になる(例:一般1,900円→1,100円)特典です。
    • 解約するとどうなる?: 月曜日に映画を見る習慣がある方、月に1回でもこの割引を使っていた方は、大きなデメリットとなります。月に1回利用するだけで800円程度の割引になるため、これだけで月額料金548円の元が取れていました。解約後は、この割引が一切適用されなくなります。
  • auブックパス(雑誌読み放題など)
    • auスマートパスプレミアム会員は、「auブックパス」の特定プラン(雑誌読み放題など)を追加料金なしで利用できる場合があります。
    • 解約するとどうなる?: 雑誌を「auブックパス」で読んでいた場合、解約後は読めなくなります。
  • TELASA(テラサ)の見放題プラン割引
    • 動画配信サービス「TELASA」の一部作品が見放題になる、あるいはプラン割引が適用される特典です。
    • 解約するとどうなる?: TELASAで特定のドラマやアニメを見ていた場合、それらが見られなくなる、または別料金が発生するようになります。

これらのエンタメ特典は、「使っている人」にとっては月額548円以上の価値がありますが、「存在すら知らなかった」「使っていない」という人にとっては、解約しても全くデメリットになりません。


データ・端末補償関連の特典

最後に、目立たないながらも重要な「安心・安全」に関する特典です。 これらは利用頻度が低いため忘れがちですが、解約前に必ず確認してください。

  • データ復旧サポート
    • スマートフォンが壊れた際に、写真や動画などのデータを復旧する作業をサポート(または割引)してくれるサービスです。
    • 解約するとどうなる?: 万が一スマホが故障しデータが取り出せなくなった際、このサポートが受けられなくなります。
  • au Wi-Fiアクセス(公衆無線LAN)
    • 街中のカフェや駅などで提供されている高品質なauのWi-Fiスポットに無料で接続できる権利です。
    • 解約するとどうなる?: これらのWi-Fiスポットが利用できなくなります。スマートフォンのデータ通信量(ギガ)を節約するために活用していた方は、通信費の増加につながる可能性があります。
  • 【最重要】「auスマートパス」の端末補償(修理代金サポートなど)
    • ここが最も複雑で、注意が必要な点です。
    • auスマートパスには「プレミアム」(月額548円)と、機能が限定された「auスマートパス」(月額409円)があります。
    • もし、あなたがスマートフォンの「故障紛失サポート」などの端末補償の代わりに「auスマートパス(無印)」の補償特典(修理代金サポートなど)に加入している場合、
    • 「プレミアム」を解約すると、これらの補償がどうなるかをauに確認する必要があります。
    • 多くの場合、「プレミアム」の解約=「auスマートパス」のサービス全体の解約となり、端末補償も同時に失う危険性があります
    • 端末補償(AppleCare+や故障紛失サポートなど)に別途加入している方は問題ありませんが、auスマートパスで代用している方は、解約を一旦思いとどまり、auショップやサポートセンターに確認することをお勧めします。

解約で失うエンタメ・補償特典一覧 |

スクロールできます
カテゴリ失う主な特典(デメリット)影響を受ける人
エンタメ(映画)auマンデイ(月曜の映画割引)月曜日に映画館に行く人(元が取れやすい)
エンタメ(動画)TELASA(テラサ)の特典利用TELASAで動画を見ている人
エンタメ(書籍)auブックパス(雑誌など)の特典利用auブックパスで雑誌を読む人
データ通信au Wi-Fiアクセス(公衆無線LAN)外出先でWi-Fiを多用しギガを節約したい人
データ安心データ復旧サポートスマホのデータバックアップに不安がある人
端末補償[要注意] 端末修理代金サポートなど端末補償をauスマートパスで代替している人

【解説】auスマートパスプレミアムの解約手順(Web・My au)

auスマートパスプレミアムのデメリットを確認し、解約の意思が固まったら、いよいよ実際の手続きに進みます。 

解約手続きは、原則としてWeb(「My au」)から行います。 

「どこから手続きすればいいか分からない」「ボタンが見つからない」という声が多いため、ここでは解約手続きの全ステップを順を追って解説します。 

この手順通りに進めれば、迷うことはありません。


準備:My auのIDとパスワードを控えておく

解約手続きは「My au」というauの契約者向けWebサイト(またはアプリ)で行います。 手続きを開始する前に、以下の2点を必ず準備してください。

  • au ID
  • パスワード

これらは、auのサービスを契約した際に設定したものです。 「IDやパスワードを忘れてしまった」という場合は、手続きの途中で再設定を求められ、時間がかかってしまいます。 「My au」のログインページには「au ID・パスワードを忘れた方」というリンクがありますので、先にそちらでIDの確認とパスワードの再設定を済ませておくと、解約手続きがスムーズです。

このau IDでのログインは、あなたが契約者本人であることを確認するために必須の手順となります。 電話やメール一本で解約できないのは、こうした本人確認が必要なためです。 少し手間に感じるかもしれませんが、セキュリティの観点から重要なプロセスですので、ご了承ください。


Web(My au)からの解約手順(全ステップ)

au IDとパスワードが準備できたら、解約手続きに進みます。 スマートフォンのブラウザ(SafariやChromeなど)から操作するのが一般的です。

  • ステップ1: My au公式サイトへアクセス
    • まずは「My au」の公式サイトにアクセスし、準備したau IDとパスワードでログインします。
    • (※この後、手続き用の公式リンクを設置します)
  • ステップ2: 「ご契約情報」メニューをタップ
    • ログイン後、トップページ(またはメニュー)に「ご契約情報」や「ご契約内容の確認・変更」といった項目があります。
    • ここから、現在契約中のサービス一覧ページへ進みます。
  • ステップ3: 「auスマートパスプレミアム」を選択し「ご契約内容の変更」へ
    • 契約中のサービス一覧の中から、「auスマートパスプレミアム」または「auスマートパス」の項目を探します。
    • その横にある「ご契約内容の変更」や「詳細・変更」といったリンクをタップします。
  • ステップ4: 注意事項を確認し「退会する」ボタンをタップ
    • このページが、解約手続きにおける最大の難関です。
    • auスマートパスプレミアムを解約することによるデメリット(失う特典)が、これでもかというほど表示されます(これを「引き止めページ」と呼びます)。
    • 私たちはすでにデメリットを学習済みですので、内容を(念のため)再確認し、ページを一番下までスクロールします。
    • 一番下に、小さく「退会する」や「退会手続きに進む」といったボタン(またはリンク)があるはずです。
    • 「プレミアムをやめて無印のauスマートパス(月額409円)に移行する」といった選択肢が提示されることもありますが、完全に解約したい場合は「退会」を選びます。
  • ステップ5: 「退会手続きが完了しました」画面を確認
    • 「退会する」ボタンを押した後、さらに「本当に退会しますか?」といった確認画面(アンケートなど)が表示されることがあります。
    • 意思を貫き、手続きを進めると、最終的に「退会手続きが完了しました」「解約を受け付けました」という主旨の画面が表示されます。
    • この「完了画面」を必ずご自身の目で確認してください
    • この画面が表示されて、初めて解約手続きは完了です。
    • 不安な方は、この完了画面のスクリーンショットを撮っておくことをお勧めします。

私自身、この「引き止めページ」の分かりにくさ、解約ボタンの見つけにくさは、多くのサブスクサービスに共通する課題だと感じています。 しかし、手順さえ知っていれば、確実に解約は可能です。


au PAY アプリからは解約できない?

auスマートパスプレミアムの特典は「au PAY」アプリで利用できるものが多いため、「au PAY」アプリから解約できるのではないか、と考える方も多いようです。

  • au PAY アプリに解約メニューはない
    • 結論から言うと、「au PAY」アプリ内に、auスマートパスプレミアムの解約(退会)手続きを行う直接的なメニューはありません
    • au PAYアプリはあくまで決済やクーポン利用のためのアプリであり、契約内容の変更は「My au」の管轄となっているためです。
  • [NG例] アプリを削除(アンインストール)しただけでは解約にならない
    • これは最もよくある間違いの一つです。
    • スマートフォンのホーム画面から「au PAY」アプリや「auスマートパス」アプリのアイコンを削除(アンインストール)しただけでは、契約は一切解約されていません
    • アプリを消しても、契約はauのシステム上に残り続けており、月額料金548円は発生し続けます。
    • 必ず、「My au」経由での「退会手続き」を行ってください。

Webカルチャー解説者として言えるのは、アプリの削除とサービスの解約は全く別物であるということです。 これはauに限らず、全てのサブスクリプションサービスに共通する鉄則です。


解約できたか確認する方法と再加入の注意点

先ほどの手順で「完了画面」が表示されれば、基本的には解約手続きは完了しています。 

しかし、「本当に解約できたか不安」「手続きがちゃんと反映されているか心配」という方もいらっしゃるでしょう。 

特に、解約手続きが分かりにくかった場合、その不安は大きくなります。 

このセクションでは、解約が確実に成立したかを確認する方法と、将来的に「やっぱり再加入したい」と思った場合の注意点について解説します。


解約できたか不安な時の確認方法

解約手続きを終えた後、不安を解消するための最も確実な方法は、auの契約情報を再度確認することです。

  • 確認手順
    • 解約手続き完了後、一度「My au」からログアウトします。(または、少し時間を置いてから)
    • 再度、「My au」にau IDでログインします。
    • ステップ2と同様に、「ご契約情報」または「ご利用中のサービス」一覧ページにアクセスします。
    • その一覧の中に、「auスマートパスプレミアム」の項目が「ご契約中」として表示されていなければ、解約手続きは正常に完了しています。
    • (もし「auスマートパス(無印)」にダウングレードした場合は、そちらが表示されます)
  • なぜ確認が必要か?
    • ライフケアの一環として、私は「解約したはずなのに請求が来た」という事態を防ぐことを重視しています。
    • 「完了画面」の確認に加え、この「契約一覧から消えていること」のダブルチェックを行うことで、「解約し忘れて意図しない固定費を払い続ける」というリスクをゼロに近づけることができます。

もし、手続きをしたはずなのに「ご契約中」のままであれば、手続きが最後まで完了していなかった(例:完了画面まで到達していなかった)可能性があります。 その場合は、再度先ほどの手順に従って解約手続きを行ってください。


解約後に再加入はできる?

一度解約しても、「やっぱりauマンデイを使いたい」「限定クーポンが惜しい」と考え直すこともあるかもしれません。 その場合の再加入について解説します。

  • 再加入はいつでも可能
    • auスマートパスプレミアムは、一度解約しても、いつでも再加入することが可能です。
    • 手続きは、入会時と同様に「My au」などから行えます。
  • 再加入時の最大の注意点:無料お試し期間は適用されない
    • 最も重要な注意点として、「30日間無料お試し」は、原則として「初回入会時のみ」の特典です。
    • 一度解約した方が再加入する場合、この無料お試し期間は適用されず、加入した当月(または翌月)から月額料金548円が発生します
    • (※再加入のタイミング(月初・月末)と初月料金の扱いについては、auの最新の規約を確認してください。多くの場合、加入月から満額発生します)

「無料お試し期間があるから、また気軽に再加入しよう」とはならない点を、強く認識しておいてください。 解約は「無料期間」の権利を放棄することでもあるため、特に無料期間中の方は、その判断を慎重に行う必要があります。


電話で解約できる?「解約ボタンがない」時の対処法

「My au」でのWeb手続きが原則とはいえ、「Web操作がどうしても苦手だ」「手順通りに進めても、なぜか解約ボタンが見つからない」といったトラブルに見舞われることもあり得ます。

 「電話番号」を検索キーワードに含めていることからも、Web以外の手段を探している方の存在が伺えます。 

このセクションでは、そうした「困った時」の対処法をQ&A形式で解説します。

Webが面倒。電話で解約したい(電話番号)

原則はWeb(My au)手続きのみですが、電話やショップでの相談も可能です。

auスマートパスプレミアムのようなオプションサービス(サブスク)の解約は、コスト削減と効率化の観点から、Web(My au)でのセルフ手続きが基本となっています。 そのため、解約専用のフリーダイヤルは用意されていません

しかし、以下のような窓口で相談、または手続きのサポートを受けることは可能です。

  • auショップ(店舗)
    • お近くのauショップ、au Style、トヨタのPiPitなどの店頭で「auスマートパスプレミアムを解約したい」と申し出ることで、スタッフが手続きをサポート(または代行)してくれます。
    • デメリット: 混雑時の待ち時間が発生します。また、本人確認書類(運転免許証など)が必要です。
  • au総合インフォメーション(電話)
    • auの契約に関する総合窓口(au携帯電話からは局番なしの157 / 一般電話からは0077-7-111)に電話し、オペレーターに繋いで解約の意思を伝える方法です。
    • デメリット: オペレーターに繋がるまでに時間がかかる(自動音声ガイダンスが長い)ことが多いです。また、電話でも強力な「引き止め」(デメリットの説明)を受ける可能性があります。

Webカルチャー解説者としては、時間と手間(ライフケア)の観点から、Web(My au)での手続きが最も効率的であると判断します。 しかし、Web操作に強いストレスを感じる場合は、上記のアナログな手段(特にauショップ)を利用するのも一つの「暮らしの処方箋」です。

解約(退会)ボタンが見つかりません

ログインIDが間違っているか、メンテナンス中の可能性があります。

手順通りに進めているのに「退会ボタン」だけが見つからない場合、いくつかの原因が考えられます。

  • 原因1:ログインしているau IDが間違っている
    • 最も多い原因です。auスマートパスプレミアムを契約しているau IDとは別のau ID(例:家族のID、昔使っていたID)でログインしている可能性があります。
    • この場合、契約情報一覧に「auスマートパスプレミアム」自体が表示されないか、表示されても「変更」ボタンなどが出ません。
    • 必ず、契約中の正しいau IDでログインし直してください。
  • 原因2:auのシステムメンテナンス中
    • auのサービスは、深夜(例:23時30分〜翌朝7時頃)にシステムメンテナンスを行っている場合があります。
    • メンテナンス時間中は、契約内容の変更(解約手続き)ができないことがあります。
    • 「ボタンが押せない」「エラーが出る」といった場合は、日中の時間帯に再度アクセスしてみてください。
  • 原因3:auスマートパス(無印)会員
    • 非常に稀ですが、「プレミアム」ではなく「auスマートパス(無印)」(月額409円)会員の場合、手続きの導線が若干異なる可能性があります。
    • いずれにせよ、「ご契約情報」から辿る基本は同じです。

「ボタンがない」と焦った時は、まず「ログインIDの確認」と「時間帯の変更」を試してみてください。

解約したのに請求が来たのはなぜ?

請求の締め日と決済日のズレ、または解約未了が原因です。

「月末に解約手続きをしたのに、翌月のクレジットカード明細に548円の請求が載っている!」というケースは、非常に多くの方が混乱する点です。

  • 原因1:請求の締め日と決済日のズレ(最も多い理由)
    • au(KDDI)が「11月分」として請求する料金は、多くの場合、クレジットカード会社を経由して「12月」または「1月」に利用者に請求されます。
    • 例えば、11月30日に解約した場合:
      1. 11月分の利用料金548円は満額発生します。
      2. この「11月分の請求」が、auからクレジットカード会社にデータが渡るタイミングや、カード会社の締め日によって、利用者の明細に載るのは12月や1月になるのです。
    • これは「解約できていない」のではなく、「解約した月(11月)の利用分が、遅れて請求されている」だけです。
    • 翌々月(この例では2月)の明細に請求がなければ、正常に解約されています。
  • 原因2:解約手続きが完了していなかった
    • ステップ5で解説した「完了画面」を確認せず、途中の「引き止めページ」で離脱してしまったケースです。
    • この場合、契約は継続しており、解約したつもりの月(12月、1月…)も料金が発生し続けています。
    • 「解約できたか確認する方法」を必ず実行してください。

意図しない請求が続く場合は、すぐにMy auで契約状況を確認し、必要であればauのサポートセンターに問い合わせてください。



まとめ:固定費を見直し、スッキリ解約手続きを完了させよう

auスマートパスプレミアムの解約について、タイミング、デメリット、具体的な手順からトラブルシューティングまで、網羅的に解説してきました。 最後に、この記事の要点をチェックリストとしてまとめます。


おさらい:auスマートパスプレミアム解約のポイント

手続きを始める前に、以下の4つのポイントがクリアになっているか、ご自身で最終確認をしてみてください。

解約ステップ&デメリット最終チェックリスト 

スクロールできます
チェック項目確認内容あなたの状況
タイミング有料会員は月末(日割りなし)。無料会員は期間終了前日まで。□ OK
デメリットクーポン(au PAY)、映画割引(auマンデイ)、端末補償(※要注意)の失効を許容できるか。□ OK
手順「My au」に正しいau IDでログインし、「ご契約情報」から進む。□ OK
最終確認アプリ削除だけではNG。必ず「解約完了画面」を目視で確認する。□ OK

解約手続き(My au)はこちらから

全ての確認が済み、解約の意思が固まった方は、以下のリンクから「My au」にログインし、手続きを開始してください。

[体験談: 暮らしの処方箋より] サブスクリプションサービスは、使ってこそ価値があります。 「なんとなく」で契約を続けることが、無意識のうちにあなたの暮らし(ライフ)を圧迫する固定費の無駄遣いにつながります。

ライフケア(暮らしの最適化)の一環として、使わなくなったサービスを適切に「手放す」ことは、とても重要です。 月額548円、年間で見れば6,576円の支出です。 この費用を見直すことは、あなたの暮らしをより良くするための合理的な判断です。

この記事で解説した手順(特に「引き止めページ」)は、一見すると複雑に感じるかもしれませんが、あなたの「解約したい」という意思を試すハードルのようなものです。 デメリットを理解した上で、冷静に手続きを進め、スッキリと固定費の見直しを完了させましょう。

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