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インスタのアカウント削除方法を優しく解説。SNS疲れをリセットしませんか?

インスタのアカウント削除方法を優しく解説。SNS疲れをリセットしませんか?
インスタのアカウント削除方法を優しく解説。SNS疲れをリセットしませんか?
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結論: Instagramのアカウントは、iPhoneやAndroidのアプリから3分で完全にできます。

でも、削除すると全てのデータが消えてしまうので、少しだけ立ち止まって。

一時停止」との違いを理解し、大切な思い出をバックアップしてから、心をスッキリ整理しましょう。

この記事でわかること 3点

  • 二度と後悔しないための「完全削除」と「一時停止」の賢い使い分け
  • 最新アプリ対応。アカウント削除の全手順
  • 削除後にあなたのデータがどうなるか、よくある疑問へのやさしい回答

目次

まずは診断|「完全削除」と「一時停止」あなたに合うのはどっち?

Instagramから少し距離を置きたいと思ったとき、選択肢は「完全な削除」だけではありません。

実は、「一時停止利用解除)」という、いつでも戻ってこられる方法もあるのです。

このセクションでは、まずこの2つの違いを丁寧にご説明しますね。

あなたの今の気持ちに、どちらがしっくりくるかを一緒に考えてみましょう。

後悔のない選択をするために、一番大切なステップです。

こんな気持ちなら「完全削除」がおすすめ

もしあなたが、SNSでの人間関係や過去の投稿に、きっぱりと区切りをつけたいと感じているなら、「完全削除」が向いているかもしれません。

  • SNSでの人間関係を完全にリセットしたい
    • フォローやフォロワーの関係、読み返すのも辛いDMのやり取り。
    • それらを一度すべて手放して、心を軽くしたいという気持ちが強いなら、アカウントごとリセットするのが一番確実な方法です。
  • 過去の投稿を誰にも見られたくない
    • 昔の自分の考えや写真が、誰かに見られる可能性があると思うだけで落ち着かない、ということもありますよね。
    • 完全削除すれば、30日の猶予期間後にはサーバーからもデータが消えるため、その心配はなくなります。
  • 就職活動などに備えてデジタル上の自分を整理したい
    • これからの新しいステージに向けて、過去のプライベートな情報を整理しておきたいと考えるのは、とても自然なことです。
    • 検索しても出てこないように、きれいさっぱり整理したい場合には、完全な削除が安心に繋がります。

私自身、人間関係に悩み、SNSから距離を置きたくてアカウント削除した経験があります。

その時の「本当に消して大丈夫かな」という不安な気持ちが分かるからこそ、一つ一つ丁寧に手順注意点を解説しますね。

少し迷いがあるなら「一時停止(利用解除)」も

一方で、「完全に消してしまうのは、ちょっと寂しいかも…」という気持ちが少しでもあるなら、「一時停止利用解除)」を検討してみませんか。

  • SNS疲れから少しだけ距離を置きたい
    • ただ少し、通知や他人の投稿から離れて、心穏やかに過ごしたい。
    • そんなデジタルデトックスが目的なら、一時停止がぴったりです。
    • あなたのアカウントは誰からも見えなくなりますが、いつでも好きな時に再開できます。
  • また使いたくなるかもしれない
    • 今はもう見たくないと思っていても、数ヶ月後、数年後には、また友達と繋がりたくなるかもしれません。
    • 大切な思い出の投稿DMのやり取りを、消さずにそっと保管しておくことができるのが一時停止の魅力です。
  • 特定の友達との繋がりは残しておきたい
    • アカウントを消してしまうと、これまでの繋がりがすべて途切れてしまいます。
    • 一時停止であれば、見えない場所にアカウントを保管しておくだけなので、再開すれば元の関係にすぐ戻ることができます。

違いが一目でわかる比較表

「完全削除」と「一時停止」。

それぞれの特徴を、分かりやすく表にまとめてみました。

あなたの今の気持ちと照らし合わせながら、じっくりとご覧ください。

▼ 「完全削除」と「一時停止」の比較表を見る

スクロールできます
比較項目完全削除一時停止(利用解除)
データの状態30日後にサーバーから完全に消去されるサーバー上に安全に保管される
他人からの見え方アカウント自体が存在しないように見えるアカウント自体が存在しないように見える
DM履歴相手側には残るが、自分の名前は「Instagramユーザー」になる相手側にも自分側にもデータは残る(再開すれば見れる)
復活(復元)の可否30日以内なら可能。それ以降は不可能いつでもログインするだけで可能
ユーザーネーム30日後、他の人が使えるようになる可能性がある自分が利用解除している間は確保される
こんな人におすすめきっぱりと区切りをつけたい人少しだけ距離を置きたい、また使うかもしれない人

【後悔しないために】アカウント削除前に、たった1つだけやっておくべきこと

「完全削除」を決心されたあなたへ。

その最後の操作の前に、どうか一つだけ、大切な作業をお願いします。

それは、これまでの思い出を「バックアップ」することです。

先日、相談を受けた友人がアカウント削除するのを手伝ったのですが、写真バックアップを忘れて大切な思い出を失いそうになりました。
「もう見返すこともないから」と思っていても、数年後にふと恋しくなるのが思い出です。
だからこそ、削除前のデータ保存は本当に大事だとお伝えしたいのです。
Instagramには、あなたのこれまでの投稿や写真、DMなどを、まとめてダウンロードできる機能が用意されています。
ほんの数分で完了するので、安心のために、ぜひ行っておきましょう。

全ての投稿データをまとめてダウンロードする方法

難しい操作は一切ありません。

アプリの中から、以下の手順で進めてみてください。

  1. まず、あなたのプロフィール画面を開き、右上の三本線のメニューアイコンをタップします。
  2. 出てきたメニューの中から「あなたのアクティビティ」を選択してください。
  3. 画面を一番下までスクロールすると、「個人データをダウンロード」という項目があるので、そこをタップします。
  4. すると、「ダウンロードをリクエスト」というボタンが表示されるので、それを押してください。
    データのコピーをリクエストするアカウントを確認し、次へ進みます。
  5. 「すべての情報をダウンロード」か「情報タイプを選択」かを選べます。
    すべて保存しておけば安心なので、「すべての情報をダウンロード」のまま、「リクエストを送信」ボタンを押しましょう。

これで申請は完了です。

データの準備が整うと、Instagramからメールでお知らせが届きます(データ量によっては最大48時間ほどかかることもあります)。

メール内のリンクから、あなたの思い出をすべて手元にダウンロードしておきましょう。

ファイルはHTML形式やJSON形式で保存され、後からでも簡単に見返すことができますよ。


Instagramアカウント完全削除の3ステップ

心の準備と、思い出のバックアップはできましたか。

それでは、いよいよアカウント削除する手順に進みましょう。

以前はブラウザからしか削除できませんでしたが、今はアプリ内で完結するので、とても簡単になりました。

iPhoneでもAndroidでも手順は同じです。

一つ一つの操作を、丁寧にご案内しますね。

ステップ1:アカウントセンターを開く

まず、すべての設定が集まっている「アカウントセンター」という場所を目指します。

  1. あなたのプロフィール画面を開き、画面の右上にある三本線のメニューアイコンをタップしてください。
  2. 表示されたメニューの中から、「設定とプライバシー」という項目を選んでタップします。
  3. 一番上に「アカウントセンター」という青い文字の大きなセクションがありますので、そこをタップして中に入りましょう。

ここが、あなたのMeta社(InstagramやFacebookの運営会社)に関するアカウント情報を管理する中心地です。

ステップ2:「アカウントの所有権とコントロール」を選択

アカウントセンターの中にはたくさんのメニューがありますが、迷わなくて大丈夫です。

削除に関する項目は「個人の情報」の中に隠れています。

  1. アカウントセンターの画面を少し下にスクロールし、「アカウント設定」というグループの中にある「個人の情報」をタップします。
  2. 次の画面で、一番下にある「アカウントの所有権とコントロール」という項目を見つけて、タップしてください。
  3. アカウントの所有権とコントロール」の中に、「利用解除または削除」という、まさに目的の項目がありますので、これを選択します。

ゴールはもうすぐそこです。

ステップ3:「アカウントを削除」を選び、パスワードを入力

最後のステップです。

ここで「一時停止」か「完全削除」か、最終的な選択をします。

  1. 削除したいご自身のアカウント名が表示されるので、それをタップします。
  2. アカウント利用解除一時停止)」と「アカウント削除」の2つの選択肢が表示されます。
    私たちは今回、「アカウント削除」の方にチェックを入れ、「次へ」をタップします。
  3. 次に、Instagramがアカウント削除する理由を尋ねてきます。
    これはアンケートのようなものなので、正直に答えても良いですし、「その他」を選んでも問題ありません。
    いずれかを選択して「次へ」進みましょう。
  4. 最後に、あなた本人であることを確認するため、パスワードの入力を求められます。
    お使いのアカウントパスワードを正確に入力し、「次へ」をタップしてください。
  5. アカウント完全な削除を確認」という最終確認画面が表示されます。
    ここに書かれている内容(30日後に削除されることなど)を読み、「アカウント削除」という赤いボタンをタップすれば、すべての手続きは完了です。

お疲れ様でした。

これで、あなたのアカウントは30日後の完全削除に向けてスケジュールされました。


アカウント削除後に知っておきたい3つのこと

削除ボタンを押した後、「これで本当に大丈夫かな…」「他の人からはどう見えるんだろう?」と、少し不安な気持ちになるかもしれませんね。

ここでは、削除手続きが終わった後に起こること、そして知っておくと安心な3つのポイントについてお話しします。

30日以内なら削除をキャンセル(復元)できる

削除ボタンを押しても、あなたのアカウントはすぐには消えません。

Instagramは、30日間の「猶予期間」を設けてくれています。

これは、「やっぱり消したくない!」と思い直した人のための、大切なセーフティネットです。

もし、この30日の間に心がわりした場合は、とても簡単な方法で削除をキャンセルできます。

やることは一つだけ。

普段通りに、削除申請したアカウントユーザーネームとパスワードで、もう一度ログインするだけです。

ログインすると、「アカウント削除をキャンセルしますか?」といった趣旨のメッセージが表示されるので、「アカウントを保存」を選択すれば、削除申請は取り消され、すべてが元通りになります。

他のユーザーからあなたのアカウントはどう見える?

削除申請をした直後から、あなたのアカウントは他のユーザーからは見えなくなります。

誰かがあなたのプロフィールページにアクセスしようとしても、「このページはご利用いただけません」と表示され、あなたの投稿や写真、プロフィール情報も一切見ることができなくなりますので、ご安心ください。

また、あなたが過去にしたコメントや、「いいね!」、送受信したDMのスレッドは相手側に残りますが、あなたのプロフィール写真とユーザーネームは消え、代わりに「Instagramユーザー」という表示に変わります。

これにより、誰が発言したのか特定できなくなり、あなたのプライバシーは守られます。

30日経過後、データは完全に消去されます

30日の猶予期間が過ぎると、いよいよアカウント完全に、そして永久に削除されます。

この段階に至ると、Instagramのサーバー上からあなたの投稿、写真、コメント、フォロワーといった、すべてのデータが消去されます。

こうなると、もう二度とアカウント復元することはできません。

また、あなたが使っていたユーザーネームも解放されるため、同じ名前を他の誰かが取得して使用する可能性もあります。

30日間は、あなたの決心と向き合うための大切な時間です。

その間に、本当にこれで良かったのかをゆっくり考えてみてくださいね。


よくある質問(FAQ)

ここでは、アカウント削除に関して、多くの方が疑問に思う点をQ&A形式でまとめました。

あなたの「これってどうなんだろう?」という最後の疑問を、ここでスッキリ解消していきましょう。

サブアカウント(複数アカウント)だけを削除できますか?

はい、もちろんできます。

Instagramのアカウント削除は、その時にログインしているアカウントに対してのみ行われます。

複数のアカウントをお持ちの場合は、まず、削除したいサブアカウントにきちんと切り替わっていることを確認してから、本記事でご紹介した手順を進めてください。

メインのアカウントを誤って削除してしまわないように、操作の前には必ずプロフィール画面でユーザーネームを確認する習慣をつけると安心です。

パスワードを忘れて削除できません…

パスワードが分からないと、最後の本人確認ができないため削除手続きを完了できません。

その場合は、先にパスワードをリセット(再設定)しましょう。

Instagramのログイン画面にある「パスワードを忘れた場合」というリンクから、ユーザーネームまたは登録したメールアドレス、電話番号を入力すれば、再設定用のリンクが送られてきます。

新しいパスワードを設定してから、もう一度削除手順に挑戦してみてください。

アプリをアンインストールするだけではダメですか?

はい、絶対にダメです。

スマートフォンのホーム画面からInstagramのアプリを削除(アンインストール)しても、それは単にあなたのスマホからアプリが消えただけで、アカウント自体はInstagramのサーバー上に存在し続けています。

そのため、他のユーザーからはあなたのアカウントが以前と変わらず見えている状態です。

アカウント完全に消したい場合は、必ず本記事でご紹介した正式な手順を踏んで、「アカウント削除」の申請を行ってくださいね。


まとめ:アカウントを整理して、心地よいデジタルライフを

ここまで、本当にお疲れ様でした。

Instagramのアカウント削除について、ご理解いただけたでしょうか。

私自身、SNSから離れたことで、自分の時間や心の平穏を取り戻せた経験があります。
誰かと比べることから解放され、自分の「好き」という気持ちに正直になれたのです。
アカウント削除は、決してネガティブなことではありません。
それは、新しい自分と向き合うための、素敵なきっかけになるかもしれません。
最後に、今日の内容を簡単なチェックリストにまとめました。

本日の要点チェックリスト

▼ インスタアカウント削除の最終チェックリストを見る

チェック項目確認しましたか?
[ ] 「一時停止」との違いはしっかり理解した?
[ ] 大切な思い出のデータは「バックアップ」した?
[ ] 削除ボタンを押しても30日の猶予期間があることは覚えた?
[ ] パスワードは覚えている?(忘れていたら先にリセット)
[ ] アプリを消すだけではアカウントは消えないことを理解した?

新しいスタートを応援しています

心地よい暮らしは、身の回りの整理から始まります。

それは、私たちが日々過ごすデジタル空間も同じこと。

もしInstagramが、今のあなたにとって少し窮屈な場所に感じられるのなら、一度そこから離れてみるのも、ご自身を大切にするための素敵な選択です。

この記事が、あなたの新しい一歩をそっと後押しできたら、これ以上に嬉しいことはありません。


参考文献

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