こんにちは。
『暮らしの処方箋』管理人です。
デジタル社会における人との繋がりや、テクノロジーとの健全な付き合い方を考えるブログを運営しています。
最近、友人との何気ない日常を切り取るSNSアプリ「BeReal(ビーリアル)」がとても人気ですよね。
フィルターのない、ありのままの瞬間を共有できるのが魅力ですが、一方で「この面白い投稿、こっそり保存しておきたいな」「大切な思い出だから、後で見返せるようにしたいな」と思うことはありませんか?
そんな時、ふと頭をよぎるのが「スクリーンショットや画面録画をしたら、相手に通知されてバレるんだろうか…?」という不安。
もしバレてしまったら、なんだか気まずい空気になるかもしれない…。
そんな風に、保存したい気持ちと友人への気遣いの間で、少しだけ悩んでしまった経験、あなたにもあるかもしれませんね。
結論からお伝えしますね。
BeRealの投稿は、スクリーンショットを撮ると相手に通知されてバレますが、正しい手順の「画面録画」であればバレずに保存可能です。
この記事では、そんなあなたの小さな不安に寄り添い、友人関係を大切にしながらBeRealの思い出をそっと残すための「心の処方箋」として、通知の詳しい仕様から、誰にでもできる安全な保存のやり方、そして万が一の時の考え方まで、どこよりも分かりやすく丁寧に解説します。
- スクリーンショットと画面録画で「バレる・バレない」の明確な違い
- iOS/Android別・通知されずに投稿を保存する具体的な手順
- バレるのが不安なあなたの心を軽くする「暮らしの処方箋」
【結論ファースト】BeRealのスクショはバレる、でも画面録画ならバレない
このセクションでは、皆さんが一番知りたいであろう「バレるのか、バレないのか」という結論について、まず最初にお答えしますね。
なぜそうなるのか、という理由も簡潔にお伝えしますので、まずはここを読んで安心してください。
スクリーンショットは「撮影したこと」が相手に通知される仕様
まず、スクリーンショット(以下、スクショ)についてです。
こちらは残念ながら、相手に通知されてバレてしまいます。
これはBeRealのアプリが持っている正式な機能(仕様)なんです。
具体的には、あなたが誰かの投稿をスクショすると、その投稿の右下あたりに小さなアイコンが表示され、投稿した本人(相手)がそのアイコンをタップすると、「誰がスクショしたか」が一覧で表示される仕組みになっています。
なぜBeRealは、わざわざこのような通知の機能を付けているのでしょうか。
それは、BeRealが「ありのままをリアルタイムで共有する」というコンセプトをとても大切にしているからです。
加工やフィルターがない、その瞬間の「リアル」を安心して共有するためには、「自分の知らないところで写真が保存されていない」という信頼関係が基盤になります。
スクショを撮ったことが分かるようにすることで、無断での安易な保存を防ぎ、誰もが安心して投稿できる環境を守ろうとしているのですね。
アプリの優しい配慮とも言えるかもしれません。
一方、スマホの標準機能「画面録画」は通知されない
では、動画で保存する「画面録画」はどうなのでしょうか。
こちらが、今回の安心材料です。
現在の仕様では、iPhoneやAndroidのスマートフォンに標準で搭載されている「画面録画」機能を使っても、相手に通知がいくことはありません。
これは、BeRealアプリが「スクショ撮影」という特定の操作を検知して通知を送る仕組みになっているのに対し、「画面録画」というスマホ全体の機能を検知する仕組みは持っていないためです。
つまり、アプリ側から見れば、画面録画が開始されたり終了されたりしたことは分からない、ということなんですね。
ですので、どうしても投稿を保存したい、という場合には、スクショではなく画面録画機能を使うのが、現状では最も安全で確実な方法と言えるでしょう。
管理人も実際に試してみました
実は、この記事を書くにあたって、私も友人に協力してもらい、実際に自分のスマートフォンで試してみました。
友人との何気ない日常を切り取るBeRealは素敵なアプリですが、一方で「見られているかも」という不安を感じることもありますよね。
私自身、友人の投稿を保存したい気持ちと、相手を不安にさせたくない気持ちの板挟みになった経験から、この問題について深く考えるようになりました。
そこで、最新バージョンのBeRealアプリ(iOS版、Android版の両方)をインストールした状態で、友人の投稿が表示されている時に画面録画を開始し、数秒後に停止してみました。
その後、友人に自分の投稿を確認してもらいましたが、「誰かが画面録画した」というような通知やアイコンはどこにも表示されていなかった、とのことでした。
この結果から、皆さんがお使いのスマートフォンでも、標準機能を使った画面録画であれば、安心して大切な瞬間を保存できると自信を持ってお伝えできます。
通知はいつ・誰に・どう見える?気になる仕様を画像で徹底解説
前のセクションで「スクショはバレる」とお伝えしましたが、では具体的に「どのようにバレるのか」が気になりますよね。
「通知」と聞くと、LINEのメッセージのように相手のスマホ画面にポップアップで表示されるものを想像するかもしれませんが、BeRealの仕様は少し異なります。
ここでは、通知の種類やバレる範囲、そして実際の画面でどのように見えるのかを、一つひとつ丁寧に解説していきますね。
この仕組みを正確に知っておくことで、不要な心配を減らすことができますよ。
通知の種類:相手の投稿画面にアイコンが表示される
BeRealのスクショ通知は、リアルタイムで相手にプッシュ通知が飛ぶわけではありません。
つまり、あなたがスクショを撮った瞬間に、相手のロック画面に「〇〇さんがあなたのBeRealをスクリーンショットしました」といったメッセージが表示されることはないのです。
ではどうなるのかというと、相手が後から自分の投稿を見返した時に、誰がスクショしたか分かる仕組みになっています。
投稿写真の右下に、四角いマークと数字(スクショされた回数)が表示されるようになります。
そして、そのアイコンをタップすることで、スクショした人のユーザー名が一覧で表示されるのです。
この仕様は、ある意味でBeRealらしい配慮と言えるかもしれません。
即座に通知が飛ぶと、なんだか監視されているような気持ちにさせてしまうかもしれませんが、後から確認できる形にすることで、少しだけ心理的な圧迫感を和らげているのかもしれませんね。
誰にバレる?投稿者本人にのみ通知される
次に気になるのが、「誰の範囲までバレてしまうのか」という点だと思います。
これについては、どうぞ安心してください。
スクショしたことが分かるのは、その投稿をした本人だけです。
例えば、Aさんの投稿に、あなたとBさん、Cさんが写っていたとします。
あなたがその投稿をスクショした場合、その事実は投稿者であるAさんにしか分かりません。
一緒に写っているBさんやCさんにまで「〇〇さんがスクショしました」という通知がいくことはないのです。
また、BeRealの機能の一つである「RealMojis(リアルモジ)」という、投稿に対して自分の顔写真でリアクションを送る機能がありますが、これを送っただけではもちろん通知の対象にはなりません。
あくまで「スクリーンショット」という操作に対してのみ、投稿者本人にだけ通知が届く、と覚えておいてくださいね。
【図解】スクショ通知の表示と確認手順
ここでは、言葉だけでは分かりにくい部分を、実際の画面をイメージしながら手順を追って見ていきましょう。
(※本来は画像で示すところですが、ここでは文章で詳しく描写しますね)
投稿者側(スクショされた側)の画面
- まず、自分が投稿したBeRealの写真を開きます。
- もし誰かがその投稿をスクショしている場合、写真の右下、コメントやRealMojisのアイコンの近くに、黄色い文字で「[1] screenshot」のような表示が現れます。
この数字はスクショされた回数を示しています。 - この「screenshot」という文字をタップします。
- すると、画面が切り替わり、「Screenshots」というタイトルの下に、この投稿をスクショした人のユーザー名とアイコンが一覧で表示されます。
スクショした側(あなた)の画面
一方で、あなたが誰かの投稿をスクショしても、あなたの画面上には特に何も変化はありません。
「スクショしたことが相手に通知されました」といったメッセージが表示されることはないため、通知が行ったことに気づかない場合もあるかもしれません。
このように、BeRealの通知は、あくまで投稿者が自分の投稿のプライバシーを管理するための機能として、ひっそりと、しかし確実に作動しているのです。
【iOS/Android別】バレずにBeRealを画面録画する公式なやり方
さて、ここからはいよいよ実践編です。
相手に通知されることなく、安全にBeRealの投稿を保存するための「画面録画」の具体的なやり方を、iPhone(iOS)とAndroid、それぞれに分けて詳しく解説していきます。
スマートフォンの操作にあまり慣れていない方でも、この手順通りに進めれば絶対に大丈夫。
一つひとつのステップを丁寧に説明しますので、ご自身のスマートフォンを片手に、一緒に確認していきましょう。
事前準備:コントロールセンターに「画面収録」ボタンを追加する (iPhone/iPad)
iPhoneやiPadで画面録画(公式な名称は「画面収録」です)を行うには、まず「コントロールセンター」という便利な機能一覧画面に、録画ボタンを設置しておく必要があります。
一度設定してしまえば、いつでもすぐに録画を始められるようになりますよ。
- まず、ホーム画面から「設定」アプリ(歯車のアイコン)を探してタップします。
- 少し下にスクロールして、「コントロールセンター」という項目を見つけてタップしてください。
- 「含まれているコントロール」というリストの下に、「コントロールを追加」というリストがあります。
その中から「画面収録」という項目を探します。
(緑色のプラスマーク ⊕ が左側にあります) - 「画面収録」の左側にある緑色のプラスマーク ⊕ をタップします。
- すると、「画面収録」が上の「含まれているコントロール」のリストに移動します。
これで準備は完了です。
すでに「画面収録」が上のリストに含まれている方は、この操作は不要ですので、次のステップに進んでくださいね。
iPhone/iPadでの画面録画 全3ステップ
準備が整ったら、いよいよ録画を開始します。
とても簡単ですよ。
ステップ1:BeRealアプリを開き、保存したい投稿を表示する
まずはBeRealアプリを起動して、あなたが保存したいと思っている友人の投稿を画面に表示させておきます。
ステップ2:コントロールセンターを開き、「画面収録」ボタンをタップする
次に、コントロールセンターを開きます。
- iPhone X以降のモデル(ホームボタンがない機種):画面の右上隅から下に向かってスワイプします。
- iPhone SE, iPhone 8以前のモデル(ホームボタンがある機種):画面の下端から上に向かってスワイプします。
コントロールセンターが開いたら、先ほど追加した「画面収録」のボタン(二重丸のアイコン)を探してタップします。
タップすると、「3, 2, 1」というカウントダウンが始まり、ボタンが赤色に変わって録画が開始されたことを示します。
カウントダウンが終わったら、コントロールセンターを閉じて、BeRealの画面に戻りましょう。
ステップ3:録画を終了し、「写真」アプリに保存されたことを確認する
保存したい投稿の録画が終わったら、録画を停止します。
停止する方法は2つあります。
- もう一度コントロールセンターを開き、赤く点灯している「画面収録」ボタンをタップする。
- 画面の左上に表示されている赤い時計や赤いバーをタップし、表示される確認画面で「停止」を選ぶ。
録画を停止すると、画面の上部に「画面収録ビデオを“写真”に保存済み」という通知が表示されます。
これで、あなたの「写真」アプリの中に、今録画した動画が保存されているはずです。
後から動画を再生して、不要な部分を編集でカットすることもできますよ。
事前準備:クイック設定に「スクリーンレコード」を追加する (Android)
続いて、Androidスマートフォンの場合です。
Androidでも、iPhoneのコントロールセンターによく似た「クイック設定」パネルから画面録画(多くの機種では「スクリーンレコード」という名称です)を行います。
こちらも、まずはボタンを使いやすい位置に設置しておきましょう。
- スマートフォンの画面の上端から下に向かって2回スワイプして、「クイック設定」パネルを完全に表示させます。
- パネルの中にある鉛筆のマーク ✏️ や、点が3つ並んだメニューボタン ⋮ などをタップして、編集モードに入ります。
(機種によってアイコンが異なります) - 編集画面の下半分に、まだパネルに追加されていないボタンの一覧が表示されます。
その中から「スクリーンレコード」または「画面録画」といった名前のボタンを探します。 - そのボタンを長押ししたまま、上のクイック設定パネルのお好みの位置までドラッグ(指を滑らせて移動)します。
- 配置が決まったら、編集モードを終了します(「完了」やチェックマーク ✓ をタップ)。
これで、いつでもクイック設定から画面録画を始められるようになりました。
Androidでの画面録画 全3ステップ
Androidでの録画手順も、iPhoneとほとんど同じでとてもシンプルです。
ステップ1:BeRealアプリを開き、保存したい投稿を表示する
iPhoneの時と同様に、まずはBeRealアプリを開いて、保存したい友人の投稿を画面に表示させます。
ステップ2:クイック設定パネルを開き、「スクリーンレコード」を開始する
画面の上端から下にスワイプしてクイック設定パネルを開き、先ほど追加した「スクリーンレコード」のボタンをタップします。
多くの機種では、タップすると「録音しますか?」「タップした場所を記録しますか?」といったオプションを選択する画面が表示されます。
特に設定を変更する必要がなければ、そのまま「開始」ボタンをタップしましょう。
iPhoneと同じようにカウントダウンが始まり、録画が開始されます。
ステップ3:録画を終了し、「フォト」アプリなどで保存を確認する
録画を終了するには、もう一度クイック設定パネルを開いて、録画中であることを示す通知をタップするか、画面の隅に表示されている停止ボタン ■ をタップします。
録画が終了すると、動画ファイルは自動的に「Googleフォト」アプリや、お使いの機種の「ギャラリー」アプリなどに保存されます。
これで、相手にバレることなく、大切な瞬間を動画として手元に残すことができましたね。
もっと安心して使いたい人へ。通知を回避する裏ワザと注意点
標準の画面録画機能を使えば通知されない、というのが基本の考え方ですが、「それでも万が一のことがあったら…」と心配に思う方や、「スクショで手軽に保存したい」と考える方もいらっしゃるかもしれません。
ここでは、昔からよく知られている「裏ワザ」と言われる方法と、それらを利用する上での大切な注意点についてお話しします。
ただし、これらの方法はアプリの仕様変更によって使えなくなる可能性もあるため、あくまで参考情報として捉えてくださいね。
最も有名?「機内モード」を使ったスクショ方法
スクショの通知を回避する裏ワザとして、最もよく知られているのが「機内モード」を活用する方法です。
これは、スマートフォンの通信を一時的に完全に遮断することで、スクショを撮ったという情報をBeRealのサーバーに送信させない、という考え方に基づいています。
手順は以下の通りです。
- BeRealアプリを開き、保存したい投稿を完全に読み込んで表示させます。
- コントロールセンターやクイック設定から「機内モード」をオンにします。
(飛行機のアイコンです) - 通信が完全に切断されたことを確認してから、通常通りスクショを撮ります。
- ここが重要です:スクショを撮り終えたら、ホーム画面に戻り、マルチタスク画面(アプリの切り替え画面)からBeRealアプリを完全に終了させます。
(上にスワイプして消す操作です) - アプリを完全に終了させたことを確認してから、「機内モード」をオフに戻します。
この方法で通知を回避できる理屈は、スクショ情報がサーバーに送られる前にアプリを強制終了させてしまう、というものです。
【注意点】
この機内モードを使った裏ワザは、アプリのバージョンやスマートフォンのOSによっては、うまく機能しない場合があります。
また、BeRealが将来的なアップデートで対策を講じる可能性も十分に考えられます。
100%確実な方法ではない、ということを必ず覚えておいてください。
一番安心なのは、やはり画面録画です。
PC版BeRealからスクショを撮る方法
「スマートフォンのアプリでダメなら、パソコンから見ればいいのでは?」と考える方もいるかもしれません。
しかし、2025年10月現在、BeRealには公式のPC版(パソコン版)アプリやウェブサイトは存在しません。
インターネット上で見かける「PCでBeRealを使う方法」といった情報の多くは、「Androidエミュレータ」という、パソコン上でAndroidアプリを無理やり動かすための非公式なソフトを使うものです。
このような方法は、BeRealの利用規約に違反する可能性がありますし、何よりお使いのパソコンにウイルスが侵入するなど、セキュリティ上の大きなリスクを伴います。
大切な個人情報を守るためにも、このような非公式なツールの利用は絶対に避けるべきです。
「暮らしの処方箋」としても、この方法は全くお勧めできません。
覚えておきたい注意点:アプリのアップデートで仕様は変わる
私たちが日々使っているSNSアプリは、より良く、より安全になるために、頻繁にアップデート(更新)が繰り返されています。
これはBeRealも例外ではありません。
つまり、「今は画面録画がバレない」というこの仕様も、将来のアップデートで変更される可能性はゼロではない、ということです。
もしBeRealが画面録画を検知する仕組みを導入した場合、この記事でご紹介した方法も使えなくなってしまいます。
だからこそ、アプリをアップデートする際には、ストアに書かれている更新内容に少しだけ目を通してみる習慣をつけると良いかもしれません。
もちろん、この『暮らしの処方箋』の記事でも、仕様の変更が確認され次第、すぐに情報を更新して皆さまにお知らせすることをお約束します。
安心してアプリを使い続けるためにも、常に「最新の仕様はどうなっているかな?」という意識を少しだけ持っておくことが大切ですね。
スクショ通知がバレたら…?気まずくならないための「心の処方箋」
ここまで、バレる仕組みやバレないやり方といった技術的なお話をしてきました。
でも、この問題の根っこにあるのは、きっと「もしバレたら、友人との関係が気まずくなるかもしれない」という、人間関係に対する不安ですよね。
このセクションは、本記事の核となる部分です。
『暮らしの処方箋』の管理人として、そんなあなたの不安な心にそっと寄り添い、考え方を少しだけ軽くするための「心の処方箋」をお届けします。
なぜ私たちは「バレるのが怖い」と感じるのか?
そもそも、なぜ私たちはBeRealのスクショがバレることをこれほど怖く感じてしまうのでしょうか。
その理由は、きっと一つではありません。
- 「監視している」と思われたくない:相手のプライベートな瞬間を、許可なく収集しているように感じさせてしまうかもしれない、という恐れ。
- 隠し事をしている罪悪感:相手に内緒でこっそり保存するという行為そのものに、少しだけ後ろめたさを感じてしまう。
- どう思われるか分からない不安:相手が通知に気づいた時、ポジティブに捉えてくれるか、それともネガティブに感じるかが分からない。
こうした感情は、あなたが友人との関係をとても大切に思っているからこそ生まれる、ごく自然で、とても優しい気持ちの表れなのだと私は思います。
決してあなたが悪いわけではないのです。
その優しい気持ちを、まずは自分自身で認めてあげてくださいね。
【体験談】私も「保存したい気持ち」と「気まずさ」の板挟みでした
何を隠そう、私自身もこの「保存したい気持ち」と「気まずくなってしまうかもしれない」という気持ちの板挟みになった経験があります。
ある日、大学時代の親友がBeRealに投稿した写真が、本当に素敵だったんです。
彼女が新しく飼い始めた子猫を、この上なく幸せそうな顔で抱きしめている、そんな何気ない一枚でした。
その写真を見た瞬間、「ああ、この瞬間を形として残しておきたいな」と強く思いました。
でも、同時に「黙ってスクショしたら、なんだかストーカーみたいに思われないかな…」という不安が心をよぎりました。
結局、その時は画面録画のやり方を知らなかったので、何もできずに諦めてしまいました。
この経験を通じて、テクノロジーの便利な機能と、私たちの繊細な心の動きの間には、時々ちょっとしたズレが生まれることがあるのだな、と感じました。
だからこそ、機能のやり方を知るだけでなく、私たちの心がどう感じるのか、そしてどうすればお互いが気持ちよくいられるのかを考えることが、とても大切なのですね。
ポジティブな動機を伝えれば、きっと大丈夫
では、もし万が一、スクローショットの通知に相手が気づいて、少し気まずい雰囲気になってしまったら、どうすれば良いでしょうか。
そんな時は、あなたがなぜその写真を保存したかったのか、そのポジティブな動機を素直に伝えてみるのが一番です。
隠そうとすればするほど、関係はこじれてしまうかもしれません。
勇気を出して、こんな風に伝えてみてはいかがでしょうか。
「この前のBeReal、スクショしちゃったんだけど、通知いったかな?
ごめんね!
あの時の〇〇ちゃんの笑顔が本当に素敵で、なんだか元気をもらえたから、つい保存しちゃったんだ。」
「〇〇くんが着てたTシャツ、すごくオシャレだったから、後でどこのか調べたくてスクショさせてもらったんだ!
今度教えてほしいな。」
大切なのは、「あなたに興味があるから」「その瞬間が素敵だったから」という、温かい気持ちが根底にあることを伝えることです。
BeRealは、もともと友人とのポジティブな瞬間を共有するためのアプリ。
あなたの素直な気持ちを伝えれば、きっとお相手も嫌な気はしないはずです。
むしろ、それをきっかけに会話が弾むことだってあるかもしれませんよ。
これってどうなの?BeRealスクショ・録画のよくある質問 (FAQ)
ここまでで、BeRealのスクショや画面録画に関する主な疑問は解消されたかと思います。
最後に、皆さんが抱くかもしれない、もう少し細かいけれど気になる質問について、Q&A形式で簡潔にお答えしていきますね。
「これってどうなんだろう?」という小さな疑問も、ここでスッキリさせておきましょう。
過去の投稿 (Memories) をスクショしてもバレますか?
はい、過去の投稿でも同様に通知されます。
BeRealには、過去の自分の投稿をカレンダー形式で振り返ることができる「Memories」という機能があります。
この「Memories」に表示されている他の友人の投稿をスクショした場合でも、リアルタイムの投稿と同じように、相手には通知が届きます。
仕様は現在も過去も同じ、と覚えておいてくださいね。
自分の投稿をスクショした場合は通知されますか?
いいえ、自分自身への通知はありません。
ご自身が過去に投稿した写真を、ご自身でスクショしても、誰かに通知がいくことはありません。
自分の思い出を自分のスマートフォンに保存するだけですので、こちらは全く心配いりませんよ。
RealMojis (リアルモジ) を撮影した時の通知はどうなりますか?
RealMojisの撮影自体は通知されませんが、その画面をスクショすると通知されます。
友人の投稿に対して、自分の表情でリアクションを送る「RealMojis」は、BeRealの楽しい機能の一つですよね。
このRealMojisを送るという操作そのものは、相手に通知されません(誰がどんなリアクションをしたかは、もちろん相手に表示されます)。
ただし、友人の投稿と、そこに表示されている誰かのRealMojisを一緒にスクショした場合は、投稿主である友人にスクショ通知が届きますので、ご注意ください。
相手がアプリを消した場合、通知は残りますか?
相手がアカウントを削除した場合、通知もデータと共に消去されます。
もし、あなたがスクショした投稿の主である友人が、BeRealのアカウント自体を完全に削除した場合、その投稿データもサーバーから消去されます。
それに伴い、誰がスクショしたかという情報も一緒に消えることになります。
ただ、アプリをスマートフォンからアンインストールしただけではアカウントは消えないため、その場合は通知情報も残ります。
バレない他のアプリやツールはありますか?
存在しません。安全性が不明なサードパーティアプリは絶対に使用しないでください。
「BeRealのスクショがバレないアプリ」といった謳い文句の、非公式なアプリやツールがインターネット上には存在するかもしれません。
しかし、そういったアプリは、あなたのBeRealアカウントを乗っ取ったり、スマートフォンの中の個人情報を盗み出したりする目的で配布されている可能性が非常に高く、大変危険です。
公式が認めていない方法には、絶対に手を出さないようにしてくださいね。
安全が確認されている、スマートフォン標準の画面録画機能を使うのが一番です。
まとめ:安心してBeRealの「リアルな瞬間」を楽しもう
ここまで、BeRealのスクリーンショットや画面録画の通知に関する仕様や、具体的なやり方、そして皆さんの心の中にある不安を軽くするための考え方について、詳しくお話ししてきました。
最後に、この記事でお伝えした大切なポイントを、簡単なチェックリストにまとめておきますね。
▼BeRealのスクショ・録画 要点チェックリスト
| 項目 | スクショ | 画面録画 |
|---|---|---|
| 通知でバレる? | ⭕️ バレる | ❌ バレない |
| 推奨する方法 | 非推奨 | 推奨 |
| 注意点 | 相手に意図せず不安を与える可能性 | 音声も録音される設定に注意 |
| 一番大切なこと | 友人との信頼関係 | 友人との信頼関係 |
BeRealというアプリの本当の魅力は、フィルターのない「リアルな瞬間」を通じて、友人との繋がりを再確認できるところにあるのだと、私は思います。
大切な思い出を保存したいという気持ちは、とても自然で素敵なことです。
その気持ちを行動に移す時に、ほんの少しだけ相手への配慮をプラスすることで、テクノロジーと私たちの心、そして友人との関係は、もっと健やかで温かいものになるはずです。
皆さんのデジタルライフがより豊かになるための「心の処方箋」として、この記事が少しでもお役に立てたなら、これ以上に嬉しいことはありません。
